大学生の青春18きっぷ一人貧乏旅 in 青森[1日目夜]

旅行

本当は日にちで区切って記事を書こうと思っていたのですが、1日目の夜が長かったので、ここで1記事書くことにしました。

秋田駅に着いてからの僕は、まずリゾートしらかみの特急券を買いました。

前日の夜だったので、ほとんど海とは反対側の席しか空いていませんでした。

リゾートしらかみはJR五能線の観光車両です。

JR東日本の「のってたのしい列車」:リゾートしらかみ(橅/青池/くまげら)
JR東日本「のってたのしい列車 ポータル」オフィシャルWebサイト。『リゾートしらかみ 「橅」HB-E300系・「青池」HB-E300系・「くまげら」キハ48形』に関する情報をご紹介します。

通常このような観光列車に乗るためには、乗車券+特急券の2枚が必要ですが、青春18きっぷを持っていれば、特急券を買うだけでリゾートしらかみに乗ることができます。

日本全国の特急列車すべてで18きっぷが使えるわけではないので、事前に調べておく必要があります。

特急券を買った僕は、その足で一晩を過ごす場所を探しました。

カラオケかネットカフェかで迷ったのですが、

  • ネットカフェに行ったことがなくて、若干抵抗があった
  • ブーススペースだと目覚ましのアラームが使えない

という理由から、カラオケで夜を過ごすことにしました。

駅から歩いてすぐのところに2軒あったので、フリータイムの料金が安い方に行きました。

受付を済ませて案内された部屋に入ると、4~5人が入るくらいのスペースがありました。

移動でかなり疲れていたので、部屋に入ってからは一曲も歌わず、すぐに寝る準備に入りました。

スペースは十分にあったのですが、ソファーが僕の身長より短い長さで途切れ途切れに配置されていたので、少し体を折り曲げて寝なければなりませんでした。

ソファーの手すりがちょうどいつもの枕くらいの高さだったので、寝心地は割とよかったのが幸いです。

しかし、午前2時ごろに突然ルームの電話が鳴ったので、出てみると、

「すみません、他のお客様が来ましたので、ご退室の方お願いします」

と言われ、出ざるを得なくなってしまいました。

僕より後に入ってきた人もいた気がしたんですけど、歌ってなかったのがいけなかったんでしょうか。

確かに、部屋に入る前に、 フリータイムでも出なきゃいけない可能性があることは言われましたが、まさか本当に出なきゃいけなくなるとは思いませんでした。

仕方なく僕は、コップに入っていた飲み物を飲み干し、急いで荷物をリュックに詰めて外に出ました。

カラオケを出てからはとりあえず駅周りをとぼとぼ歩きました。

行こうと思えば、他のカラオケに行ったり、ネカフェに行ったりもできたのですが、心のどこかで貧乏旅行を貫きたいと思っていた僕は、そういったものに頼らずに時間を過ごすことに決めました。

真夜中にカラオケを出るはめになったショックもあったのですが、それと同じくらい初めての旅で起きたハプニングにテンションが上がっている自分もいました。

それからは、コンビニでただただ商品を眺めたり、駅構内のベンチで本を読んだりして過ごしていました。

幸いにも、秋田駅には深夜も解放されているベンチが多くあり、のんびりと時間を過ごすことができました。

結局始発まで3時間くらいをそんな感じで過ごしました。

まだ8月の終わりでしたが、秋田の夜は少し肌寒かったことは覚えています。

次回は2日目について書きます。

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